一平ちゃんのBlog『音楽は鏡』

DTMを中心に音楽関連の記事を更新していくブログ

小林麻央さんが亡くなって思うこと

海老蔵さんが会見で,妻はとにかく人のことを最優先に考えていつも行動していた,という主旨のことを言っておられましたが,小林麻央さんは最後の最後まで,お母さんであり,そして妻であったのではないかと思います.今までのことを振り返ってみると何だかそう思います.

 

私は最近,ある言葉が頭のかなによく思い浮かぶようになりました.

イチローさんの言葉

「『何かのために』は聞こえは良い。でも時に思い上がっているようにも思える。人間関係においても言えることだが、誰かの『ために』やろうとすると厄介な問題になることがある。しかし、誰かを『思い』何かをすることには、見返りを求めることもなく、そこに愛情が存在しているから不幸な結果になることが少ないように思う。

 

この言葉はよくわかります.私も作曲や演奏の仕事では,お客さんのために,というよりかは,こんなかんじにしたら喜んでくれるかな?という思いでやっています.だから,結果的にお客さんが喜んだ時に「喜んでもらえて嬉しい限り」という気持ちになる

のだと思います.喜んでもらえなかった時は「何がダメだった?次はここをこうして・・・」という気持ちになりますし,結果が良くても悪くても気持ちは前向きです.

ところが,あなたのためにやりましたよ!というスタンスでやると,喜んでもらえなかった時に「なんでよ!?俺はこんだけやったのに!?」という気持ちになります.実際そうでした.そして最悪なのは仮に喜んでもらえたとしても「まあ当然でしょ」という気持ちになってしまうことです.

 

麻央さんもきっと色々な人を思っていたでしょう

ガンの治療を続けるかたわら,ブログを開設して体の調子が良いときも悪いときも赤裸々に様子を綴ることも,自分のため,病気の陰に隠れる自分と決別するためにやったことだと思います(実は治療費を云々とかいう話はおいておきます).それは当然だと思います.生きていかなくてはならないのですから.

しかし,そこには,同じ病気で悩んでいる人たちにとってほんの少しでもいいから救いになれば,私頑張るからまた家族でいろんなところに行こうね,とかたくさんの人達への思いで溢れていたのだろう,と感じます.だからこそ,最後の最後まで彼女からは愛が感じ取れた,のではないでしょうか.

 

震災で亡くなったおばあちゃんのことを思い出します

「いつもみんなのことを思っている」

私を含め,弟,親戚は離れたところで暮らしていましたが,生前おばあちゃんはいつも言っていたそうです.私の母から聞きました.お盆や正月に帰った時に,よく帰ってきたな~という言葉や笑顔が忘れられません.とてもうれしそうでした.本当に愛以外の何物でもありません.

 

 

 

小林麻央さんが亡くなられたのは本当に残念ですが,最後まで彼女から溢れていた愛情は素晴らしいものだと思います.私も彼女のように力強く生きていきたいと思うばかりです.